2012年04月22日

ゆるい国境


日本には存在しない陸の国境線。
もし一ヶ所でも隣国と接する「国境線」を抱えていれば、日本人の国家感は、たぶん今とはかなり違っていただろう。

しかし、ひと言で「国境」と言っても、緊張感ある国境もあれば、ゆるーい国境もある。
北朝鮮と韓国のような紛争当事国の国境ならば一般人は近づくこともできない。
さしあたって紛争状態にない2国間ならば、田舎の国境はずいぶんとノンビリしていて、警備も大雑把。

ベトナムと中国の国境は、そのゆるーい方の国境。
幅10メートル程度の川を隔てて両国が接している箇所では、ベトナム側の川岸に、たくさんのボートが係留してある。

国境2.jpg


そして、


国境.jpg


中国側での乗降は、周囲を気にしつつ、コソコソやっている。
しかし、あまり緊迫感はない。
多分、見つかっても、怒られて追い返される程度で済むのではないだろうか。

この辺りでは、国境を越えた結婚も頻繁にあるよう。
法的な手続を踏まないまま隣国に居住して家庭を持っているケースもあるとか。
農民の生活には、戸籍の有無などさして関係ないのかもしれない。





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posted by 陳ゆう at 23:40 | 旅の記録 ベトナム国境/ 東興 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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