2005年08月02日

天津飯の謎

日本の中華料理屋でいつも食べていた「天津飯」は、実は中国には無い。

なぜこうまで言い切れるかと言うと、
第一に、私は中国の南から北まで旅行をしまくったが、一度も見たことがないし、
第二に、昔の私の中国語の先生はたまたま天津出身であったが、「天津には天津飯はない」と断言したからだ。

ところが昨日、上海で、その天津飯を発見した。
場所は延安路と南京西路の交差点にある日本式ラーメン屋。
25元でスープつきだった。

日本式ラーメン屋で発見されたということで、天津飯は日本式の中華料理であるということが証明された、ような気がする。

しかしながら、味は日本の物とはかなり違っていた。
中国風の油っぽい玉子焼きという感じで、タレの粘度も足りなかった。

油が濃くてねちょねちょしているので、全部食べるのは少々きつい、という感じである。
日本式ラーメン屋ではあるが、きっと中国人経営の店なのだろう。


さて、では、中国にも天津にも縁の無い天津飯の起源はどこにあるのか?
また、発明者は誰なのか?
ネット上で調べてみたが、昭和の始め頃に東京の中華料理屋が始めた、というレベルまでしか判明しなかった。

この広いネットの世界に、天津飯の起源を研究している人が存在しないとは思えないので、もう少し調べてみたら、きっと確かなところが判るだろう。

ちなみに、あるサイトの情報で、「イギリスの中華料理屋には天津飯がない」ということも判った。
これは、天津飯日本起源説を裏付ける有力な傍証だ。

(ちなみに、かの有名なウィキペディアにも、天津飯は日本で作られた中華料理であると明記されているが、詳細な記述はない。)



posted by 陳ゆう at 00:00 | 雑記帳 中国の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする