2005年09月29日

中国版ヤフーの性表現

中国にもヤフーがあることをご存知だろうか。
中国版ヤフーの大きな特徴は、トップページにやたらと「性」に関するコンテンツが多いことである。

中国の当局は性的な表現には厳しく、基本的には出版物やネットに人体のヌードを掲載することは許されない。
しかし、規制が厳しいと社会の性風紀が良くなるかというと、そんなことは全く無いということは日本人なら誰でも知っている。
米国と日本を比較してみればわかる。米国はいわゆる無修正ヌードを許可しているが、子供が見るような場所にそれが置かれていることはまず無い。一方、ご存知の通り、日本では、特定の部分さえ見えなければ何をやってもよいという感じである。

こと性的なことに関する限り、当局による規制は、逆に「当局に規制されている範囲外なら何をやってよい」という社会通念を育てる効果があるようである。
この一般原則のとおり、中国でも、性器と乳房の先っぽさえ写っていなければ、どこに何を掲載してもよい、という風潮が既にできあがっている。


中国版ヤフーのトップページ

典型的な例として、中国版ヤフーのトップページ(http://cn.yahoo.com)を見てみる。

yahoo_320.jpg

右側表題上部のトップに近い場所には「性」に関する記事が2つある。

「時世は変わった、淑女も狂う」
「車を止めて、セックス − 刺激、恥じらい」

念のため確認しておくが、これはヤフーのトップページに掲載されている内容である。

その下の「重点ニュース」には、

「オルガスムスのない妻の日々」

その下の「体育、娯楽、社会」の欄には、

「ヒルトンホテル、男女のトイレ内デート」
「女性がペニスを付けて男性に」
「専門家が性愛確率の公式を発表」
「売春婦、処女を装うが発覚」
「強姦をした青年、警官を買収」

ニュースの半分は性に関する記事である。

その下の経済ニュース欄には性的な話題の記事は無いだろうと思ったら、あった。

「ヌード広告の効果」

これはクリックするとスライドショーが始まるようになっている。

その下の、不動産の欄には、いくらなんでも性関連の記事は無いだろうと思ったら、あった。

【スライドショー】性愛イス1
【スライドショー】性愛イス2

セックスの時に使うと、角度がちょうど良くなる特殊なイスらしい。

こんな感じである。

性愛イスタイプ1

isur1.jpg isur3.jpg

isur2.jpg isur4.jpg

isur5.jpg


性愛イスタイプ2

isublue3.jpg isublue1.jpg


性愛イスタイプ3

isublue2.jpg


スライドショーが見てみたいという暇な方はこちらへどうぞ。
性愛イス スライドショー その1
性愛イス スライドショー その2

アドレスを見れば判るとおり、これらはれっきとしたヤフーサイト内のコンテンツである。

人物が服を着ているので、「猥褻ではない」ということになるのだろうか。
ヤフーって、小学生でも普通にアクセスするページなのだが・・・。
おとうさん、おかあさん、が返答に困る場面が目に浮かぶようである。

今気が付いたが、スライドショーのアドレスにもちゃんと「リアルエステート」と入っている。これのどこが不動産関係記事やねん。
イスはインテリアなので不動産記事に入れてもおかしくないという判断であろうか?


さて、トップページ左半分に移ります

ヤフートップページの左半分を上から順に見ていく。
カテゴリ表示のすぐ下、3つ横に並んでいるうちの2つは性に関する記事である。

「男女の宝典 性福の終着駅」(中国語で「性」と「幸」が同じ発音であることにかけているらしい)
「避妊も快楽、憂いない性生活」

さらに、その下に3つ並んでいるうち、右2つは、

「前衛的人体絵画」
「セクシー美女、激情写真」

その下の水色の囲み欄の中は、

「美体写真」
「なまめかしい誘惑」

その下の、ヤフーの推薦の欄には、

「普通の女性の身体資本」
「性生活にも家柄が必要」
「男女生活 口述記録」
「私の生徒が私の内縁の夫になった」

その下の論壇(フォーラム)の欄には、

「逢引き男性の恥ずかしい告白」
「2度の行きずりセックスを回顧する」
「欲望に火をつけるビキニの誘惑」
「ジョーダン下着を付けず乳房が垂れ下がる」

などなど。

その下の消費ホットポイント(広告欄)には、

「90日でペニスが増大」

とまあ、こんな感じである

実は他にもその方面の記事があったのだが、面倒になったので省略した。
これが中国版ヤフーのトップページである。



日本の女子高生のクセ

少し前には、「日本の女子高生のクセ」というスライドショーがトップページからリンクされていた。
日本の女子高生が階段を上るときに制服のスカートの後ろを押さえる仕草を撮影したものだが、基本的にはエロ画像として喜ばれることを意図したものであろう。

クリックすると10枚のスライドが連続して表示されるのだが、そのうち何枚か紹介すると次のとおり。

zyoshiko1.jpg zyoshiko2.jpg

zyoshiko3.jpg zyoshiko4.jpg zyoshiko5.jpg

最後の2枚は、日本のエロ系画像掲示板あたりから勝手に拾ってきたに違いない。
スライドショーの実物が見てみたいという暇な方はこちらへどうぞ。

繰り返すが、これらは全部ヤフーのトップページの記事である。

ちなみに、性的な話題の次に多いのは軍事関係の記事である。


【追記 2006.1.10】
中国のヤフーはアリババドットコムに買収された後、グーグルに似た検索中心のページ構成に変更されました。上の記事は変更前(買収される前)のヤフーについての内容です。
posted by 陳ゆう at 01:27 | 上海 雨 | TrackBack(0) |          風俗・習慣
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