2012年10月14日

台湾 高雄(4) 高雄港 高雄灯台

台湾を離れる日。
午後2時の飛行機に乗らなければならないので、朝から高雄観光に出かけた。
高雄は港町として栄えた街なので、高雄港を見に行くことにした。乗物好きの私としては、港内の渡し船にはぜひ乗ってみたい。下の地図のマーカーA(鼓山)とB(旗津)の間に渡し船がある。


大きな地図で見る


ホテルのチェックアウトは正午までなので、荷物は部屋においたまま早朝から行動開始。徒歩1分の高雄駅前のバスターミナルから248路のバスに乗る。

bus2.JPG


ちなみに、このバスは高雄駅が始発ではないので、逆方向のバスに乗らないよう注意が必要。バスターミナルの島をはさんで両側に248路のバス停がある。鉄道駅側のバス停から出る248路のバスが、高雄港方面行き。

bus.JPG


248路のバスは、高雄の都心を通って港まで行く。途中には商業街や官庁街があり、高雄を横切る愛河も越える。このバス移動自体が、ちょっとした高雄の観光になる。

aihe.JPG


ginko.JPG


下の写真のゲートを抜けると、港街のエリアに入る。

gate.JPG


このゲートを抜けたらバスは右折、その先の川の手前で左折して川沿いを海に向かう。川には多くの船舶が係留してある。突き当りのL字路の角がフェリー乗場。バスはここを左折する。数10メートル先のバス停で降車して、歩いてフェリー乗り場まで戻る。

ferry.JPG


このフェリーは人とバイクを運ぶ。
ターミナルに貼ってあったフェリーの時刻表

ferry4.JPG


ほんの10分程度の船旅。
2隻の船で運行しており、途中で逆向きのフェリーとすれ違う。
背景に写っている建物が、旗津区の街。

ferry2.JPG


大型船の入港を間近で見ることができた。
BUNGO PRINCESSという船名からして、パナマ船籍だけど日本の船のよう。

ship.JPG


対岸のフェリーターミナル(旗津ターミナル)。

ferry3.JPG


旗津区の町。
貸し自転車などがあり、観光地の風情。

minatomachi.JPG


観光客相手にカラスミをうる店がたくさんある。
この写真を撮っている私の右横に、日本人のツアー客が10人ほどいた。

karasumi.JPG


土産物屋が並ぶ通りを200メートルくらい行った突き当りが海水浴場になっている。
入口の看板にも、「旗津海水浴場」と書いてある。こうみると、なんだか日本みたいだ。

kaigan.JPG


kaigan2.JPG


ひとっこひとりいないビーチを眺めていても面白くないので、フェリー乗り場方面にぶらぶら戻った。途中のに、高雄港の灯台と砲台がある旗後山に登る横道がある。
横道を入っていくと、旗後山に突き当たったところに、右に灯台、左に砲台の看板がある。どちらに行くか迷うところだけど、山の上で繋がっているので、どちらを先に回っても同じこと。

kanban.JPG


きつい坂を数分上がると、高雄港が見渡せるようになる。
高雄港の入口の水路を挟んで、対岸は鼓山区の山。

takaoko.JPG


machi.JPG


やがて、灯台が見えてくる。

todai.JPG


灯台の1階は小さな展示室になっている。

todai2.JPG


灯台の裏手から、高雄港の入口方向を望む。
ハの字になった防波堤は、上に貼ったGoogle mapのとおりの形をしている。
その間をとおって船が入港してくる。

takaoko2.JPG


灯台と砲台は小道でつながっている。
尾根の小道を通り、史跡「旗後砲台」へ。
現在は大砲は残っておらず、コンクリート製の土台が残るのみ。

hodai.JPG


旗後砲台の入口にある看板。
看板の文字が一部消えているのは、日本軍の砲撃で剥落したものらしい。

houdai2.JPG


砲台遺跡の入口には、高雄市が設置した案内板がある。
高雄市の史跡に指定されているとのこと。

setsumei.JPG


先ほどの海水浴場を上から見る。

sunahama.JPG


帰りはバスで海底トンネルを経由して高雄市街地に戻ることにした。
バスは旗津区のフェリーターミナル前から出る。写真に写っている「紅9路」のバスがちょうど発車したところだったので、手をあげて停めて乗せてもらった。

hong9.JPG


普通の街の中をとおり、東西に長細い旗津の街を横断する。

minatomachi2.JPG


いたるところにお寺のような建物がある。
街の素朴な雰囲気に似合わない立派な建物が多い。
漁師街なので、信仰に篤い人が多いのかも知れない。

tera.JPG


市街地が終わると、コンテナヤードが続くエリアに入る。日本の海運会社の施設らしき表示もあった。
バスはコンテナヤードの中にある海底トンネルの入口を入っていく。

tonneru.JPG


海底トンネルを抜けたバスは、高雄の市街地を都心方面へ。
時間的にタイトだったので、途中の地下鉄駅近くのバス停で降車して、地下鉄でホテルに戻った。ホテルに着いたのが午前11時くらい。山を登って汗をかいたので、シャワーを浴びて、ひとやすみ。その後、荷物をまとめて空港へ。

こうして、20時間に満たない短い台湾の旅は終わったのでした。




posted by 陳ゆう at 15:30 | 旅の記録 台湾 高雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月01日

台湾 高雄(3) 六合夜市


高雄の夜の観光と言えば、定番は「六合夜市」。
高雄に観光に行く日本人はたいてい寄るらしい。
私は、この手の場所にはあまり興味がない。むしろ、奇麗なお姉さんのいる店に飲みに行きたかった。しかし、土地勘のない悲しさで、これといって心惹かれるバーも見つからず、あきらめて夜市見物に行ったのである。

六合二路という幅20メートルくらいの通りに、屋台が約200メートルにわたって続く六合夜市。
最寄駅は地下鉄の美麗島。地下鉄の高雄駅からも5分程度で歩ける。地図はこちら

ホテルから徒歩でぶらぶらと六合二路に向かった。
夜9時ころに行ってみたら、ものすごい人ごみである。

六合夜市.JPG

六合夜市は、「六合観光夜市」とも呼ばれる。入口の看板にも、「観光夜市」と明記してある。その名の通り、観光客の集客を目的とした夜市。だから、歩いている人たちの多くはカメラを持っている。食べたり撮ったり忙しそう。大陸中国からの観光客らしき団体が多い。もちろん、そこかしこから日本語も聞こえてくる。

もとは1950年ころに別の場所で自然発生的に集まった屋台村だったが、1987年に、高雄市政府が主導して現在の場所で午後6時からの歩行者天国を実施。ここに屋台を集めた。以後、そのあたりに集まる屋台が、六合夜市として、台北の十林夜市と並ぶ有名な観光スポットになった。
要は、観光資源として作られた屋台村である。

屋台の多くは食べ物屋で、海産物の焼き物を売る店が一番多い。
えび、いか、かき、等々。
えびが焼けるときの独特の匂いが、通り全体に漂っている。

えびかき.JPG

牡蠣を山ほど食べたいひとにはこういうメニューも。
小麦のような皮の中に牡蠣をつめて、中心に卵を落とす。もちろん生ではなく、このあと油で揚げて食べる。しかし、見た感じ、ちゃんと中心まで火が通るのか不安である。

かき.JPG

動物性の食材ももちろんある。

とり.JPG

エリンギも丸ごと焼く。
六合夜市にあるすべての食べ物の中で、このエリンギが一番安全な食べ物と思われる。食べなかったけど。

エリンギ.JPG

でっかい鍋でゆでるトウモロコシ。剥がした皮が山になっている。

夜市.JPG

この生ジュースの店は、有名人のサインを集めるのが好きらしい。

namazhusu.jpg

馬英九のサインもあった。
政治家は人の集まるところどこにでも出没するものである。

maekyu.jpg


さて、六合夜市は200メートル程度で終了。
私はこういう楽しげな雰囲気が肌に合わないので、さっさと抜けてしまった。

抜けたあたりの路地をぶらぶらしていたら、ペットショップがあった。犬がかわいかったので中へ。台湾らしく、犬の生年月日が中華民国暦(民国紀元)で記載してあった。

ペットショップ.JPG


この日、台湾についてから見たすべてのもののなかで、もっとも台湾を感じたのは、この犬の生年月日。
民国紀元100年8月1日に出生した犬である。

いぬ.JPG




posted by 陳ゆう at 21:01 | 旅の記録 台湾 高雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台湾 高雄(2) 高雄のホテル

高雄のホテルの宿泊費は香港や台北に比べてかなり安い。台湾第2の都市とは言っても高雄はのんびりした地方都市なので、相応の宿代になっている。
今回は高雄にはトランジットで1泊だけの滞在。時間的に余裕がなかったので、地下鉄の駅から近いことを重視してホテルを選んだ。

Lifeホテル

予約したのは高雄駅前にある「Lifeホテル」。
Agodaで見つけたホテルです。1泊2800円程度という安さにもかかわらず、口コミの評判がとてもよかったのがここを選んだ理由。Agodaのレビュースコアで、高雄のホテル135軒中、13位につけている。
結果的には、当たりのお勧めホテルでした。

ホテル入口付近.jpg
(ホテル入口)

ネットの説明に書いてあった「駅から近い」というのは、実際に行ってみたら本当だった。あまりに近すぎて、逆に見つからなかったほど。
地下鉄を高雄駅で降り、地上に出て地図を頼りに徒歩でホテルを探すも、なかなか発見できない。15分ほど歩きまわっても見つからないので、いったん駅前まで戻った。
Agodaのサイトには高雄駅徒歩3分と書いてあるので、これだけ歩いて見つからないのはおかしい。

駅前の商店で尋ねたら、
「そこを曲がってすぐ」
と目の前の路地を指さされた。
あまりに近すぎて、通り過ぎてしまっていた。駅から徒歩3分どころか、信号が青なら1分程度。

今後このホテルを利用する方のために駅からの道順を書いておくと、高雄駅前の道路を吉野家側に渡り、左に進んで、高架下を過ぎて20メートルほど先のセブンイレブン手前の路地を右に入った左側です。


大きな地図で見る

ホテルの周囲にはコンビニが2軒(セブンイレブンは徒歩20秒。ファミリーマートは徒歩1分)。
ホテルから長距離バスターミナルまでは徒歩30秒〜1分くらい。台北や台中などへの長距離バスの会社が軒を連ねている。

ホテルのつくりは簡素だけど、こじゃれているので安宿っぽさはない。経営者は女性かも知れないと思わせるちょっとした配慮が随所にあって、女性でも気分良く泊まれると思う。一人旅の宿には必要十分でしょう。

フロントには、私服の若い女の子が2人いた。
Agodaのバウチャーを見せると、
「こちらにどうぞ」
とロビーのソファに案内された。ソファに座ってのチェックイン手続。
チェックイン手続が終わったら、高雄市街地の地図のコピーをくれて、
「何かお役に立てることがありますか?」
と尋ねられた。なんだか、とてもいい感じ。
夜市への行き方をたずねたら、地図にマーキングして丁寧に教えてくれた。
これが台湾人の雰囲気なのかな。さすがは我が友邦の人々である。

ロビー.jpg
(こじんまりとしたロビー、突き当りがフロント)

このホテル、大陸中国や香港のホテルと違って、デポジットをとらなかった。中国や香港のホテルだと、agodaのサイトで宿代をクレジット決済してあっても、チェックイン時にデポジットを要求される。チェックアウト時に精算してくれるので実害はないけれど、あまり気分のいい慣習ではない。

チェンクイン手続きをしてくれたフロントの女の子が一緒にエレベーターに乗って部屋まで案内してくれた。丁重かつリラックスしたフレンドリーな態度で、大陸中国のがさつさや香港のクールさとは違う、台湾らしい雰囲気だなと思った。さすがは我が友邦の人々である。

(客室フロアの廊下)
ホテル廊下.jpg

部屋には液晶テレビと冷蔵庫がある。テレビの横に写っている縦長の箱は温水器。右側にはソファー。奥がバスルーム(シャワーのみ)。セーフティーボックスはなかった。

部屋.jpg

ちなみに、上の写真のテレビ画面は、「緯来日本」。「緯来日本」は、日本の番組を専門に放送している台湾のテレビ局で、この日に放送していたのは「謎解きはディナーのあとで」。台湾では、ドラマだけではなく、ロンドンハーツなどの日本のバラエティー番組も字幕を付けて放送している。こういう風に日本文化が身近に存在することも、台湾人の親日感情の源泉であり、かつ、結果であろう。

ベッドはダブルサイズで、ひとり旅には十分な広さがある。
壁面のデザインも安宿っぽくはない。
もう少し高い部屋の写真はネットのホテル紹介で見れる。

ベッド.jpg

部屋には、ミネラルウォーターが2本とコーヒー、ミルクティー、お茶のパックは2種類おいてある。すべて無料。温水は給湯器から熱湯が出る。

飲み物.jpg

アメニティーはベッドのうえのトレーに綺麗に並べられていた。小箱を組み合わせると花の絵になる。こじゃれている。

アメニティー.jpg

歯間ブラシまであった。

歯間ブラシ.jpg

バスルームはシャワーだけでバスタブはない。

bathroom.jpg

ネット環境は、各客室にWifiが入っている。十分に安定していた。パスワードは部屋の壁に張ってある。
また、パソコンを持参していなくても、地下のスポーツバーにおいてあるパソコンを無料で使わせてくれるので便利。24時間いつでも使用可。

パソコン.jpg

チェックアウトは昼の12時までにすればよい。チェックアウトの手続きは、カードキーを返却するだけ。大陸中国のような「査房」(チェックアウト時に清掃員が部屋を検査して、物を壊したり盗んだりしていないかを調べる)はない。

「チェックアウトします」
「チェックアウトですね。お荷物は全部持ちましたか?」
「はい持ちました」
で、終わり。

最後に笑顔で「バイバイ!」と手を振ってくれた。
台湾はホントいいなあ。

Lifeホテルのさらに詳しい情報は、こちらで → Agoda(ホテル紹介予約サイト)



posted by 陳ゆう at 09:10 | 旅の記録 台湾 高雄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。