2012年01月16日

罵街

罵街はmajieと読む。
路上で野次馬に囲まれて口げんかをすることを指す。

昔、中国に住んでいた頃は、よく罵街見物をしていた。つまり、野次馬の一人になっていた。

以前、日本で中国社会の研究をしている大学の先生が、この「罵街」のことを、一種の民主的紛争解決方法であると評していた。
路上で口喧嘩が始まると、人々が回りに集まってくる。すると口論の当事者は、周囲の傍聴人に対して自分の正当性を訴え始める。傍聴人は口論を聞き、争いの筋を見極めて、あーだこーだと意見を言い始める。そのうち誰かが双方をとりなして、概ね妥当な落としどころで収めさせる。
こういう流れを評して、自然発生的な陪審裁判のようなものだと書いていた。

まあ、そういう見方も、できるかなという感じ。

罵街.jpg

今回の中国行きで、久々に罵街の現場に遭遇したので、しばし見物してみた。上の写真の罵街である。
この罵街の原因は、通りを歩いていた男性の後ろから自転車がぶつかったことが発端。自転車の男が謝らなかったことで罵街となった。実につまらない論点である。

そのうち、ぶつけられた方の男性が腕力を振るい始め、近くで眺めていた警官が割って入った。こうなると罵街よりもさらに低レベルの事態といえる。

警官は慣れているので、日本の警官と同じように双方の言い分をしばし聞き入るそぶりを見せ、適当なところで、「まあこれくらいにしておけ」と解散させた。傍聴人のわれわれも解散となった。

民主的紛争解決ではなく、公権的解決になってしまった。
思い出してみれば、罵街の間、誰もとりなしに入っていなかった。単なる見物人に過ぎなかった。
中国の庶民社会も、経済発展とともに、他人の争いごとを積極的に解決してやろうと言うおせっかいな気風は失われつつあるのか。




posted by 陳ゆう at 19:40 | 雑記帳 風俗・習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

中国式の並び方

中国人は並ばないことで有名だが、実際に中国に行ってみると、まさにそのとおりである。

汽車の駅やイミグレーションなどでは一応列を作っているが、この列も「整然とした列」という表現からは程遠い、極めて「非整然とした列」であることが多い。

「非整然とした列」の一例を挙げると、「逆フォーク型の列」である。
反対の「フォーク型の列」ならば日本でよく見かける。たとえば銀行の複数のATMの手前で1本の列を作り、空いた機械に順次割り振っていく並び方のことである。日本では公衆トイレなどでも、この並び方が一般化している。

これに対して、中国でよく見かける「逆フォーク型の列」は、1つの目的地に対して複数の列ができる。図に書くと下のような状況を指す。
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posted by 陳ゆう at 14:08 | 雑記帳 風俗・習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月01日

美容整形と言えばやっぱり韓国

先日乗ったタクシーで、前列シートの後ろにこんな広告を見つけた。


图片(8).jpg


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posted by 陳ゆう at 08:09 | 雑記帳 風俗・習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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