2013年05月11日

西夏王陵 2 銀川からの行き方


銀川市内から西夏王陵への行き方について、まとめておきます。

(オンシーズンにいく場合)

5月〜10月初旬の観光シーズンには、銀川市内の新月広場から西夏王稜まで、観光客用のバスが運行されている。平日は午前に1往復(往路9時頃、復路12時頃、正確な時間は要確認)、週末は午前午後それぞれ1往復づつある。料金は片道8元。所要時間は1時間以上。
運行期間は年によって違うので要確認。下の写真の看板に問合せ電話番号が書いてあるので、クリックして拡大してみてください。

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(オフシーズンに行く場合)

オフシーズンに西夏王陵に行く方法を2つあげておきます。

1.タクシーの利用

観光用のバスが運行されていない期間に西夏王陵に行く場合、市街地からタクシーで西夏王陵まで行き、帰りは現地の駐車場にたむろしている白タクで市街地まで戻ってくるのが無難な方法だと思います。料金は片道100元が言い値。カルテル価格なので交渉しても多分まかりません。バスで片道1時間以上かかる道程なので、観光地価格としてはまあ許せる範囲ではないかと思います。

2.17番の路線バスで途中まで行く方法

「地球の歩き方」には、町外れの「西夏広場」からタクシーで10元程度で西夏王稜まで行けると書いてあります。私はこれを信じて「西夏広場」まで行きました(なお、銀川には「西夏広場」とは別に「西夏公園」というのもあり、紛らわしいので要注意)。
市街地から西夏広場まで17路の路線バスで1時間と少し。2元。途中で退屈して居眠りしているうちに、終点の西夏広場に到着。

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ところが、西夏広場の周囲は林や果樹園や平野が広がっているだけで、流しのタクシーなどどこにもいない。「終点です」と有無を言わさずバスを降ろされたあと、しばし呆然としてしまった。
ここから西夏王稜まで歩いていくか・・・。地図上で測ると西夏王陵まで約7.7km。新宿駅から目黒駅までの距離に相当する。歩くにはちょっと遠い。
西夏王陵への道路はこんな感じで、写真で見ると林の中の散歩コースのように見える。しかし実際は、大型トラックがびゅんびゅん走る歩きにくい道です。危険です。そのうえ、ひたすら真っすぐで、景色の変化もほとんどない。

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いっそのこと乗ってきたバスで市街地に戻り、タクシーを拾って出直そうかと思っていたところに、対向車線を1台の空車のタクシーが走ってくるのが見えた。ダッシュで道を渡りながら大きく手を振って止めた。
西夏広場のバス停の200メートルくらい先に人民解放軍の空軍基地があり、軍関係者を基地まで乗せてきた帰りの車らしい。

西夏王稜に行きたいというと、OKとのこと。吹っかけられることもなく、ちゃんとメーターを倒して目的地まで連れて行ってくれた。平原の1本道をぶっとばして5分程度。運賃はメーターでは13.3元。請求は13元。観光地のタクシーとは思えない良心的な仕事ぶりである。
もっとも、西夏王稜の駐車場で私と入れ替わりに乗車した中国人夫婦は、西夏広場まで20元だと言われていた。私は路上で乗ったので観光客価格にならなかった、ということのよう。

なんとかたどり着くことができました。

お金を節約するには、この17番の路線バスとタクシーを併用する方法がよろしいかと思います。
以下、少し詳しく説明を書いておきます。

17路のバスは東西に長い銀川の市街地を横切って走るので、いろいろな場所から乗車できる。私は、繁華街の「新華百貨」というバス停から乗車しました。

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17路の路線図は下のリンク参照。

http://yinchuan.8684.cn/x_4177a33a

17路のバスを終点の西夏広場で降りたら、その先は公共交通機関はありません。タクシーか徒歩かヒッチハイクになります。お勧めはもちろんタクシー。しかし、流しのタクシーなんてここにはいません。

バスを降りたらそのまま直進すると、突き当たりに空軍基地の正門があります。その門の手前で、軍関係者を乗せてきたタクシーの帰りの空車を待つのがよろしいと思います。
空軍基地のまん前なので、ボーと立っているだけでも、兵隊がガンを飛ばしてきます。間違っても、カメラを出して周囲の景色など撮影しないように。
Google mapで見ると、空軍基地は地図には出ていませんが、表示を写真に切り替えると滑走路が写っています。



なお、待っていても、必ずタクシーがつかまるとは限らりません。その場合は、ヒッチハイクをするか、覚悟を決めて徒歩で向かうことになります。徒歩は・・・かなりつらいと思います。7.7kmという距離はともかくとしても、大型車が多く、歩きにくい道です。


帰路:西夏王陵から市内への帰り方

帰りは、西夏王陵の駐車場にたむろしている白タクと交渉して20元で西夏広場まで乗せてもらい、17路のバスで市街地に戻るのがお勧め。

ただし、西夏王陵で客待ちをしているタクシーや白タクは、全員が銀川市街地への長距離(カルテル価格は100元)の客を狙っているので、中途半端な西夏広場まで行ってくれる車が見つかるかどうかは微妙。
もしも見つからなかったら、通りまで出てヒッチハイクか、または、徒歩で西夏広場まで戻るしかありません。

西夏広場までの短距離を走ってくれるタクシーが見つからなかったら、すなおに100元払って銀川市街地まで送ってもらうのがよいと思います。バスで1時間以上かかる距離なので、日本円で1250円程度ならば許せる範囲でしょう。中国人観光客を載せるときの価格も同じ100元です。


補足:銀川空港の空港バスについて

銀川空港と市街地を結ぶバスについて書いておきます。
銀川河東空港は市街地からはかなり離れているが、飛行機の便にあわせて都心部の南門広場の近くの民航大厦からバスが出ている。20元。30分に一本程度。所要30分くらい。
空港から銀川市内に向かう時は、到着ロビーから外に出て左端にバス乗り場がある。このバスは、飛行機がある限り深夜でも運行される。中国のBBSを見ていたら、飛行機が遅延して銀川空港に深夜1時30分に着いたが、バスはちゃんと待っていた、と書いてありました。

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銀川の空港の名称は「銀川河東空港」。この「河」は黄河のこと。銀川に着陸する飛行機は、黄河の上で90度旋回して、黄河に沿って空港に向かう。

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河東空港と市街地の間で、黄河にかかる橋を渡る。水の色はこのあたりですでに茶色い。

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posted by 陳ゆう at 00:07 | 旅の記録 西夏王陵 / 銀川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月08日

西夏王陵 (寧夏回族自治区 銀川)

いつかは行きたいと思っていた寧夏回族自治区銀川の西夏王陵に、ようやく行ってきた。


大きな地図で見る

銀川にいく旅行者のほぼ100%は西夏王陵が目的地。私も同じ。写真で見た、朽ちた土塊の風景に惹かれた。

こういう寂寥感あふれる場所にいくのは、シーズンオフがよいはず。観光ブームの中国では、オンシーズンに有名観光地に行ったら、あるのは人ごみだけである。

しかし、シーズンオフに僻地の観光地に行く場合、交通手段には苦労する。西夏王陵には銀川市街地から観光客用のバスがでているが、それは初夏から初秋のオンシーズンの間だけ。シーズンオフにどうやって西夏王陵までいくかについては次のエントリで書きます。

このエントリでは西夏王陵の現地の写真の紹介を。

銀川市街地から西に向かってバスで1時間と少し、賀蘭山の手前の広い範囲に9つの王墓が点在している。現地に行くと、平野の彼方に、それらしき円錐形の土の塊がいくつか霞んで見える。

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観光用に整備されているのは一番大きな3号陵。3号陵だけは、立派な門と駐車場、おみやげやなどが整備されている。そして、この3号陵だけは入場料(60元)がかかる。

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チケットを買って入口を入ると、電動カートで敷地内を西夏王陵の近くの西夏博物館まで送ってくれる。

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西夏博物館

敷地内の西夏博物館は2階建で結構本格的。西夏王陵の全体像のジオラマや、付近の出土物が展示されている。

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西夏博物館には、建造当初の西夏王陵の模型があった。もとは六角形の立派な塔で、周囲は塀と付属の建造物に囲まれていたとのこと。

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地下には墓室があるらしい。

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3号陵の前には、この地下の墓室への入口があり、透明なプラスチックで蓋をしてある。

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西夏博物館には、西夏の絵画や仏像、西夏文字が刻まれた石板などが展示されている。博物館内は撮影禁止だけれど、中国のほかの博物館と同様に皆さんバシバシ写真を撮っているので、私も遠慮せず撮ってきた。

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西夏王陵

博物館を20分程度で見終わって、徒歩で西夏王陵3号墓へ。
たまたまこの時間帯は団体さんの切れ目で、あまり人影のない写真をとることができた。私と入れ違いにツアー客が大量にやってきて、このあたりは人で溢れることになる。

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どこから見ても風化した土の塊。
へき地にあったおかげで、「修復して観光の目玉に」という暴挙を免れたのでしょう。

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次のエントリで、銀川市街地から西夏王陵への行き方を、その後は銀川の市街地の様子などを書いていきます。




posted by 陳ゆう at 20:30 | 旅の記録 西夏王陵 / 銀川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月20日

パソコンのキーボードの掃除

このところノートパソコンのキーボードの調子が悪い。調子が悪いのはキーボードだけで、その他の部分は6年落ちの今でも元気に動作している。貴重なWindows XPを搭載しているので手放せない。
問題があるのは「D」のキー。強く押せば入力できるが、普通のタイピングの力では反応しない。
掃除機で吸ってみたり、エアダスターを吹いてみたり、楊枝でつついたり、いろいろやってみても効果なし。

結局、分解して掃除しました。
同じような症状のキーボードで困っている人は多いと思うので、ご参考までに、掃除の経緯を紹介します。

用意した掃除道具は、綿棒、お風呂の洗剤、エアダスター。
汚れの大半は皮脂の類だろうし、キーボードの素材はプラスチックなので、お風呂の洗剤を使ってみた。

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デスクトップのキーボードは専用の工具がないと分解できないらしいが、ノートパソコンのキーボードはマイナスドライバで簡単にはずせる。
キートップの端っこをマイナスドライバーで引っかけて、持ち上げてパチンとはずす。
初めてだと怖いかも知れませんが、思い切っていきましょう。

コツは、深く引っかけないこと。端っこをちょこっとだけ引っかけるようにします。ここ、重要です。奥まで突っ込むと、キーの下にあるパンタグラフ機構を壊してしまいます。

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キーをはずすと、こういうパンタグラフ機構がある。
隙間に髪の毛が挟まっていた。
そのせいで、強く押さないと下まで押し込めなくなっていたのでした。

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ついでなので、全部のキーを外して掃除することにした。
ドライバーが必要なのは最初のひとつをはずすときだけ。2つめからは指先をひっかけてパチン、パチンと調子よくはずしてゆける。

全部のキーをはずしたら、キーボードの台のほうを湿らせた綿棒で掃除。
水濡れ厳禁なので、から拭きのほうが望ましいと思いますが、これだけ汚れているとそれでは綺麗にならない。6年分のヨゴレなので。

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なお、ここを掃除するときに布で拭くのはやめた方がよいと思います。
キーボードのパンタグラフ機構は下の写真のように非常に華奢にできている。
布でこすると、繊維が絡んでひっぱられ、組み合わせてある部品がはずれてしまう。最悪、壊してしまうことも。
私は、布で引っかけて、パンタグラフのプラスチックを一箇所折ってしまった。幸い動作に支障は出ない箇所だったけれど、悪くすると致命傷になりかねない。
時間はかかりますが、ひとつひとつ綿棒で根気よく拭いていきましょう。

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綿棒での掃除が終わったら、さかさまにして、エアダスターを吹きつける。
さかさまにすると全部のパンタグラフが開くので、挟まっているゴミも一気に吹き飛ばせる。

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取り外したキーは、お風呂の洗剤で漬け洗い。
しばらく漬けたあとで、風呂掃除用のスポンジを使って綺麗に洗う。
天気がよいので、ベランダで作業しています。

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風呂場や洗面台など排水口があるところで作業をする場合は、うっかりキートップを流してしまわないように細心の注意が必要。ノートパソコンのファンクションキーは、ほんのちょっとした隙間でもスルッと通過してしまうほど小さい。

綺麗になったキートップを乾かして、もとどおりにはめていく。
定位置に置いて、ひとさし指で垂直に押せば、パチンとはまる。

ノートパソコンのキーボードは機種によって配列が異なるので、キーをはずす前にキーボード全体の写真を撮っておくことを強くお勧めします。特に矢印キーのあたりは、記録に残しておかないとわけがわからなくなります。

スペースキーやエンターキー、シフトキーなどの大きめのキーには、キーを安定させるためのコの字型の金具がついている。キーボードに戻すときには、まずこの金具をキーにセットしてから、反対側をキーボードの溝にはめる。あとは普通にキーをおいて押し込めばパチンとはまる。

金具.jpg

金具付き.jpg


できあがりはこんな感じ。

できあがり.jpg

てかりがでているので新品同然というわけにはいきませんが、それなりに綺麗になりました。
来年4月のXPのサポート終了まで、まだあと1年間は活躍してもらおう。




posted by 陳ゆう at 12:25 | 雑記帳 その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする